携帯電話回線をめぐるトラブル、むちゃくちゃ多いという現実。

2014年6月19日知っておくべきポイント

日本経済新聞にこんな記事が出ていた。

携帯電話回線をめぐるトラブル、むちゃくちゃ多いという現実。

実は私も先日トラブルがあったばかり。
前回の記事→ ドコモメールアプリのインストールに注意!

ドコモから具体的な回答がまだなので、このネタからもう少し突っ込んでみる。

携帯電話回線トラブルについて

よくよく考えてみれば、携帯電話の契約トラブルは発生しても当たり前な状況だと言える。私が自分の利用で考えてみると…

1. 新規または更新契約後2年経過時に「更新しますよー」のお知らせは来ない

結果:やめたいときには違約金で、結局やめられない。

2. モバイルネットワークを使わずにパケット代を節約してたのに…

結果:ドコモアプリをインストールで一気にパケット通信上限突破。ドコモに問い合わせても「あなたの操作が悪い」という返答。アプリひとつで数千円。

日本経済新聞の記事で、記者が最後に書いている一文が印象的だったので紹介。

(以下引用)

~~ここから

契約者が専門知識を持たない子供や高齢者まで広がった今、通信会社が「トラブルの原因は契約内容を理解しない消費者にある」と責任を押しつけるのはもはや無理がある。消費者保護に対する及び腰の姿勢を見透かされ、総務省にクーリングオフを突きつけられてから声を上げても消費者が味方するはずもない。端末や回線速度、料金で差異化が難しくなった今だからこそ、先を争って実効性のある消費者保護策を打ち出し信頼される業界へと転身すべきだろう。本気の総務省と通信会社のつばぜり合いは大いに結構だが、骨抜きになった消費者保護策でお茶を濁すことにならないよう願いたい。

(電子報道部 金子寛人)

~~ここまで

太文字の部分、私が感じてるだけではなかったのだとうれしい気分になったので、あえて作者のお名前をいっしょに紹介させていただいた。
まったく同感!!

業界の雄であるドコモが一番先頭に立って行わなければならないことだが、自分たちが引いてきた最先端の便利な道で、今まで後ろを振り返れば楽しそうについてきたユーザーたちの顔は今どんな顔をしているか、どれだけの人が自分の足跡を見ながらついてきてくれているのか、振りかえって観察してもらいたい。

最新技術をアピールしても、理解できるのはユーザー全体の1割程度。残り9割にアピールするのは、1に安心2に安価、3、4がなくて5に誠実。新しい技術なんて誰も望んではいない。自分たちだけ全速力で突っ走って、ユーザーを置いてけぼりにするのはそろそろやめにしたほうがいいのでは?と思う。

大企業、中小企業、個人事業者、何か判断するのはすべて個人の意思が多大に影響する。韓国で起きた客船沈没事件のように、長と呼ばれる人の判断がすべての結果となるのは明白である。

今一度、自分の行いを見直して、初心の志を思い出してほしい。