MVNOからの格安SIMでも通話機能が標準装備になってきた

2018年1月21日

通話機能付き

今まで格安SIMというとデータ通信が主流だった。通話はガラケーで行い、インターネットやメール、LINEといった通信はスマートフォンでといった2台持ちを行う人に最適なツールとしてである。しかし、最近は通話機能付きの格安SIMが各社から続々登場している。これは、ドコモやau、ソフトバンクといった大手携帯会社からの乗換えユーザーをターゲットとした戦略と思える。今年が格安SIM元年といってもいいほどMVNO各社の活動が活発になっている現在、サービス充実によってMNO(携帯大手)を脅かす存在になっていくのでは?と危惧する反面、もっと充実しろー!と応援したい。

ところで、格安SIMで通話機能付きとはいったいどんなものか?

格安SIM通話機能付きとは?

現在使用している090や080などで始まる電話番号がそのまま格安SIMに移行(※MNP)して使える。緊急電話やSMSといったサービスはもちろん使用できる。ドコモ系MVNOならドコモの電話回線(3G)を使っての通話なので、ドコモで契約している電話とほぼ同様に通話できる
※MNP(ナンバーポータビリティ)・・・使用中の携帯電話番号を契約している会社を変更しても継続使用できるようにする制度。

通話ができてネットも定額…ということは、機種変更で使わなくなったスマートフォンがあれば、格安SIMを挿せばそのまま携帯電話のスマートフォンになるということだ。しかも毎月の金額は2,000円前後で済む。となれば、現在払っている6,000円程度のパケット定額を含めた膨大な月額料金が大幅に値下げができるのでは?そう考えると、とってもメリットがあるサービスである。

そして、最近MVNO各社は旧型スマートフォンをセットにした販売を始めてそれが大当たり!流通大手のイオンで販売したことにより一気に知名度がアップ、MVNOの存在を知らしめることとなった。

主なMVNOからのプランでは、

  • b-mobile スマホ電話SIM フリーdata
  • IIJ みおふぉん
  • ケイオプティコム mineo(マイネオ)
  • So-net モバイル LTE +talk S2

流通大手イオンでは、スマホ電話SIM フリーdataとみおふぉんをイオンブランドとして携帯ショップ店頭で受付、ビックカメラではみおふぉんをBICSIMブランドで提供、マイネオはau系MVNOとして注目されている。So-netから通話機能付きが出たことで各プロバイダー系MVNOが追随するのも楽しみだ。

この格安SIMの需要拡大に伴って、SIMフリーの格安スマートフォンが徐々に市場で増えてきている。日本ブランドのスマートフォンでは、旧型の中古がオークションや中古ショップで人気商品として品数を増やしてきている。ヤフオクでは、1年落ちでも20,000円以下で販売している機種が出ている。海外ブランドでは、最新機種でも2万円台で販売している。携帯ショップで購入するスマートフォンが、通常7万~8万円程度していることを考えると破格な値段だ。人気のiPhoneも、高額ではあるがSIMフリー機器として正規アップルストアで販売されている。格安SIMのソフト面がサービス拡大に比例して、それに合うハード面のスマートフォンも機種がどんどん増えている。

ドコモは最近、通話定額「カケホーダイ」を開始した。どこにかけても月額は定額2,700円(ガラケーでは2,200円)。ようやく通話定額の時代がきたと思えるが、実際に通話を行う頻度は現在どうなっているか?LINEなどのチャットが通話頻度を極端に落として、月額で通話料1,000円も使わない人が多くなっているのは確か。そんな人がカケホーダイに契約しても逆に割高になってしまう。ここで消費者側の選択になるが、通話が多い人はカケホーダイがお得として、通話が少ない人は格安SIMの通話機能付きを選択したほうがゼッタイお得である。

現在、格安SIMの存在を知っている人の割合は携帯所有者全体の1割程度と言われている。今年はそれが2~3割まで上がるだろう。来年に5割程度まで上がってきて3人に1人は格安SIMといった状況になると推測する。

格安SIMを知らないのはもったいない!通話機能付きが標準装備になった今、格安SIMから自分に合ったスタイルを選択して通信費を節約しよう。

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