格安SIMで、通話込み月額1500円でスマホ使っています
「格安SIM」という言葉が使われ始めてはや2年、くらいかな?OCNのモバイルONEがマツコデラックスを器用してCMを開始してから、1年は経つと思う。
では、私のまわりで格安SIMを利用しているユーザーが増えているかというと、実はそうは思えない。まだ認知度が上昇中といった段階だなと実感する。
実際に知り合いに「格安SIM」って知ってる?と質問すると、ほとんどが「よくわからんけど、聞いたことはある」という程度。自分はそんなに損しているとは思ってないし、他の方法で安いからいいんだよー、という心理なんだろーなと想像してしまう。
実は、ここがキモなんだと思う。
ユーザーの選択肢が増えたこと。
ユーザーの環境はさまざまで、格安SIMが必ずしもベストチョイスではないかもしれない。auのスマート割やドコモのカケホーダイがオレにはピッタリ!という方も必ずいる。そう考えると、いくら格安SIMがいいよと勧めてもピンとは来ないだろう。ただ、知識としては知ってほしいとこなので、現在の私の状況がどんなのかを見てもらう。
スマートフォン本体について
現在、2台持ちをしている。どちらもスマートフォンである。
1台目は電話専用
1台目は、ドコモのiPhone5c 水色。これは電話専用で、ネットを使うときはWifi経由でつなげる。通常時はネットにつながっていない状態。これだと、やたらに電池持ちがいい。一度満タンにすると、1週間は軽くクリアしてしまう。
2台目はネット専用
2台目は、イーモバイルのNexus5 黒色。SIMフリー端末ってのがお気に入り。イーモバイルが販売していても、携帯会社が行っているような機器への規制はないのがうれしい。で、Nexus5はグーグル本元が提供するスマートフォンなので、Androidバージョンは最新が使えるのが、これまたうれしい。(2015年7月現在でAndroid5.1.1)
画面は5インチあって見やすいし、クアッドコアCPUも快調で言う事ありません。しいて言えば、たまにLTE受信が下手なとこかな。
この体制にする直前に、実は2台とも友人から格安で購入したもので、アイフォンは中古だけど状態良し、ネクサス5は新品でゲットできたのが一番よかった。それまで使用していたドコモのXperia AXは、予備機としてしまってある。
使用するSIMについて
iPhoneにはドコモのSIM
ドコモとは契約継続中で、今まで使用していたXperia AXはマイクロSIMだったのでiPhone5cにはそのまま挿せず。ドコモショップに行ってナノSIMに変更してもらった。(※ナノSIM=マイクロSIMより一回り小さいもの)手数料は2160円で次回使用料といっしょに請求。
その際に、SPモードは解約して電話のみにした。別サービスで「dTV」を利用しているので、いっしょに請求されるがここでは関係ないので以降省略しておく。
余談だが、SPモード解約は今まで使用していたドコモメール(~@docomo.ne.jp)とおさらばということである。実際はほとんど使用していなかったのだが、年に一回程度でメールをくれる友人からはその後「いつの間にメール変えた?」という苦情が届いた。携帯キャリアメールからの呪縛から解放された瞬間は、正直気持ちよかった。
Nexus5にはNifMoのSIM
NifMo(ニフモ)は@niftyが提供する格安SIMサービス。ドコモLTEのXi(クロッシイ)高速回線利用、3GB上限で月額700円(税抜)のコースを使用中。別でニフティ会員になっているので、非会員は月額900円ね。しかし、私にとって現在は最強最安の格安SIMサービスである。こちらはマイクロSIM。
旧機種のスマホやモバイルルーターではマイクロSIM適用のものが多く、私自身は予備機のXperia AXやモバイルルーターでSIMの使い回しをしている。
通信量上限は3GBで上限には多いくらいだが、このくらいだと上限にはほぼいかない安心感がある。現在、b-mobileが「おかわりSIM」というサービスで上限1GBの月額500円を提供している。コストパフォーマンスでは「おかわりSIM」が最強だが、1GBを超えると自動的に加算されるのでやはり使用量を気にすることになる。そのためNifMo(ニフモ)のほうが安心して使える。通信スピードについても、他社と比較しても早いなーと実感している。(b-mobile、U-mobile 比較)
過去記事参照: NifMo(ニフモ)の通信速度が爆速で感動しました。
毎月の費用について
2015年4月の実績を確認してみる。実際には家族に1台持たせているのと、ドコモでdTVの契約があるが、今回はその点を省いて計算する。
使用者の状況として箇条書きしてみる。
- 使用者1人
- スマートフォン2台持ち
- 通話はほとんど自分からかけない
- 家族間通話は無料
- 外出先でのスマホで動画閲覧はほとんどしない
ドコモの月額
ドコモからの請求内訳を見てみる。
基本料金 | 743円 |
通話料・通信料 | 83円 |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
eビリング割引料 | -20円 |
小計 808円
消費税 64円
合計 872円
NifMoの月額
オプションは付けていないので、月額700円+税額56円=合計756円
@niftyの非会員だと月額900円で+税額72円=合計972円
自宅の光フレッツのプロバイダーを@niftyにしているので、この選択肢が生きてきた。プロバイダー系はけっこうこの技で非会員より安くなる。BIGLOBEやソネットなども同じなので、他に何かで会員料金を払っているものがあれば、通常より200円安く使用できるのでおトクだ。
月額合計は?
ドコモ | 872円 |
ニフモ | 756円 |
合計 1,628円
税抜きだと約1,500円!(タイトル変更せずによかった)
カタカナで書くと、ニフモはドコモをパクッて!?というくらい似たような文字列になってるのも可笑しい。
まとめ
- 通話はほとんど待ち受け専門
- 外出先でネットはするが、動画はほとんど観ない
- 自宅ではWifi接続
こんな人は、格安SIMを使うと月額1500円でスマホが使えます。
思い切って、格安SIMで提供する音声通話サービスを使ってもほぼ同額です。その方法だと2台持ちしなくても1台で事足ります。たぶん、それが一番スマートな方法かもしれない。
なんだろーなあ、継続12年目のドコモを解約する勇気がまだないんでしょう。家族間通話無料もおトクだしね。
こんな言い訳をしているうちは、真の格安SIMユーザーとは言えないなー。
さて、この内容をみてアナタは自分と比較しましたか?
どっちがオトクでしたか?
それはアナタのみ知る限りです。でわまた。