VoLTEとは?
↑ドコモが4/25にVoLTEのロゴを公開
Voice over LTE(ヴォイス オーバー エルティーイー) の略。
VoLTE(ヴォルテ)とは、LTE回線を利用したパケット通信での通話サービス。
現在は、3G回線を利用した回線交換での通話サービス。
ドコモ、au、ソフトバンクともにVoLTEを使った通話サービスを開始することは決定している。先にドコモが2014年6月に開始予定。
VoLTEのメリット
音質の向上
通信容量が増えるので、音質が向上する。
スカイプなどのIP電話で通話したときに、その音質の良さにびっくりする人が多いと思うがそれに近いものと思われる。
低遅延
発声から相手に届くまでの時間差、いわゆる遅延状態が改善されるというもの。遅延は無料IP電話で体験しているのではないだろうか。LINEの無料通話を使っているときに、ワンテンポずれるアレである。普段の通話ではさほど感じないが、現在より改善されるという。
ビデオ通話などでは効果を発揮しそうである。
複数による通話が可能
回線交換方式では、マンツーマンでの対話が常識であったが、VoLTEでは複数人での通話が可能となる。
VoLTEの課題
対応機種が必要
VoLTEで通話するには、VoLTE対応機種が必要。
ドコモでは、2014年5月発売のアンドロイド端末からほぼ対応しており、以降はすべて対応になるものと予想される。現行機種が対応なのかどうかについては、いまのところ公表されていないが可能性は低いとみられる。
通話料金について
VoLTEで通話する際の料金については、ドコモでは6月からの新サービス「カケホーダイ&パケあえる」での使用と予想され、今のところ別途発生するものではなさそうである。今後、サービスが浸透することによって変更されていくだろう。
今年はVoLTE導入元年となり、今後は通話サービスの核になると思われる。