直近3日間の通信量について

2014年5月5日知っておくべきポイント

直近3日間の使用量について、どこのサービス提供会社でも注意事項に小さく記載しているが、見落としがちな項目なのでチェック。

日本通信のb-mobileページで、b-mobile X SIMに関する注意事項に書かれていた内容を引用する。

お客様間の公平を確保するため、 特にご利用の多いお客様(当日を含む直近3日間の通信量の合計が300万パケット(360MB相当)以上に対しては通信の速度を制限する場合があります。

私が契約中のU-mobile*dでは、ユーザーのマイページで前日までの直近3日間の通信使用量が確認できる。(下記画像を参照)

直近3日間の使用量

上記の引用文に照らし合して言えば、赤枠内の右側に表示される数値が360MB以上になるとアウトである。

仮に、アウトになった場合は何が起こるのか?
容赦のない通信量制限である。しかも、それがハンパない。

私の経験でいえば、下り測定値10~20Kbpsあたり
スマートフォンで、LINEをしようがメール受信しようが何をしても接続時間切れでエラーが出てしまう状態である。まったく使えない。
その制限される期限はというと、赤枠内の数値が360MB未満になるまで

ここにも注意が必要で、あくまで3日間の合計ということである。

いくつかのパターンを想定してみる。
ある日、直近3日間の合計値が360MB以上になってその翌日に通信量が制限されたと仮定する。測定初日を1日目として、
【パターン1】
1日目120MB 2日目120MB 3日目122MB 4日目0MB
この場合だと、4日目の0時~24時の24時間が制限期間となり、5日目0時に解除される。
その期間は24時間(まる1日)。

【パターン2】
1日目0MB 2日目240MB 3日目122MB 4日目0MB 5日目0MB
この場合だと、5日目になっても合計は362MBのままなので解除されず、6日目0時になってようやく解除される。
その期間は48時間(まる2日)。

【パターン3】
1日目0MB 2日目0MB 3日目362MBMB 4日目0MB 5日目0MB 6日目0MB
この場合だと、6日目でも合計は362MBのままで、解除は7日目0時である。
その期間は72時間(まる3日)。

1日の使用量によって、通信制限期間にこれだけの幅ができる。

ある日、通信制限されたと思って次の日になったら解除されると思いきや、最長3日間は解除されずにネットがほぼ使えない状態に陥ってしまうこともあり得るということだ。(私はコレにまんまとハマった)

直近3日間の通信量のことを認識していない頃、スマートフォンでメディアオンラインの「ショウタイム」アプリを使って動画30分モノの「蝉師」を鑑賞。その翌日から3日間、外出先でのネットはまったく使い物にならなかった。

私が調べたところ、この直近3日間の通信量合計で制限を行うサービスの種類として、ほとんどの提供会社において月ごとの上限を定めているプランがそれにあたる。月に1G、2Gといった上限で月額料金を定めているプランだ。

他のプランでみてみると、
日に50MB、80MBといった上限で月額料金を決めているものは、日ごとに一定量しか使えないので上記にはあてはまらない。

ひとつ、使い方によって例外となるサービスがある。IIJmio(アイアイジェイ ミオ)だ。

IIJmioは、通常は下り最大200Kbpsだが手動切替で最大150Mbps(LTE使用時)の高速通信ができ、その容量は1Gまで標準で使える。注意事項の引用をしてみると

SIMカード毎に、クーポン残量がない、またはクーポンをOFFにしている状態(最大200kbpsでの通信時)で、3日あたりの通信量が上記の規定値を超えた場合、当該SIMカードを使った通信の速度を制限する場合があります。クーポン残量があり、クーポンがONの状態では通信が規制されることはありません。

となっている。ここでいうクーポンとは、標準で高速通信が最大1G使える内容のもので、オプションでクーポンを買い足すことで高速通信できる量が増えるというもの。

まとめてみると、クーポンを使って高速通信をしている分は直近3日間の使用量に加算せず、クーポンOFF時の下り最大200Kbpsで使用する量のみ加算対象とするということである。
標準でも1G分は高速通信できるので、普段はクーポンONの状態で高速通信を使用していれば直近3日間合計の通信制限にかからない。少しでも節約するなら、待機状態やメール、LINE程度であればクーポンOFFにしておき、オンラインアプリやフェイスブックなどはクーポンONに切り替えるといった使い方がベターと思われる。直近3日間の通信量制限をポイントとしてみれば、IIJmioが一番オススメである。

この通信制限を考えると格安SIMのデメリットが見えてくる。
スマートフォンで手軽に使うにはメリットが大きいが、動画やオンラインゲームを存分に楽しむ、テザリングでパソコンや他デバイスにつなぎ複数台で使用するなど通信量を多く使う人には不向きだということを認識する必要がある。