格安SIMのMNP転出手数料を解約手数料含めて調べてみた。―その2―

2016年4月4日2021年8月28日最新トピックス,知っておくべきポイント

格安SIMのMNP転出手数料を解約料含めて調べてみた。―その1―の続きです。

その1では、
ソネットの

• 0 SIM
• So-netモバイルLTE
• PLAY SIM

b-mobileの

• おかわりSIM
• b-mobile SIM高速定額

ほかに、

• mineo(マイネオ)
• NifMo(ニフモ)

をまとめている。

格安SIM通話付きを使っている方が別のところにMNPを使って移行したいときに参考になる情報としてまとめているので、今から新規で格安SIMを利用する方にもぜひ参考にしていただきたい。

（調査日：2016年4月3日）

格安SIM解約時の条件

再度確認しておく。

• 音声付きSIMを契約
• スマホセットでの契約は除外（スマホ端末代金をセットしたもの）
• MNP使用で解約

格安SIM各サービスのMNP転出手数料

各サービスごとに記載しているので、該当するサービスにとんで確認してもよし、全体をみてバラエティに富んだ内容に一喜一憂してもよし。
各社いろいろ考えてるなー、統一性がないなー、などとしきりに感心すること請け合いである。

楽天モバイル

楽天の格安SIMサービス。最安値を意識した展開でがんばってる感がある。
解約時の設定はシンプルなのでうれしい。
最低利用期間でも、開始月を含んで12か月というのはユーザー側に有利なイメージを与えるのがイイ。
ただ、違約金だけを見ると他社が8,000円というのが多い中で9,800円は割高なイメージを与える。

UQ mobile

UQコミュケーションズの格安SIMサービス。WiMAXと合わせて展開を行っている。
ここも設定はシンプル。
最低利用期間を月単位ではなく日数計算しているのが他と違うところ。
なお、新しくはじまった「ぴったりプラン」は、スマホとセットのプランなので対象から除外している。

DTI SIM

業界では早くから格安SIMのServerman SIM LTEをサービス展開していたが、そこは別会社に任せて新しく「DTI SIM」としてスタートしている。
MNP転出手数料の5,000円は割高感が否めない。

DMM mobile

DMM.comが展開する格安SIMサービス。業界最安値にこだわって割安感をアピールしている。
ここもシンプル設定で、わかりやすいのが安心。

OCNモバイルONE

NTTコミュニケーションズの格安SIMサービス。
1日単位で通信量を使えるのがウリの格安SIMが特徴。最近はストリーミング音楽、動画などで通信量がおさまらない人が増加していて少し使いにくいイメージがある。
最低利用期間が6か月なのがうれしい。
あと、解約違約金は不課税というのがイイ。

ぷららモバイルLTE

※2017年11月30日にサービス終了

3Mbpsの制限なし使い放題プランがウリの格安SIMサービス。
ここもOCNモバイルONEと同じで違約金を不課税にしている。NTT同系列ってことか。
公式ホームページで気になる文があったので引用。
ご契約中の通信事業者によっては、MNP転入ができない場合があります。（エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社（OCNモバイルONE）、ニフティ株式会社（Nifmo））あらかじめご契約中の通信事業者へご確認をお願いいたします。
どうやら同系列ではMNP転入ができないケースがあるらしい。この件は別途記事を作成する予定。

あと5つあるので、ここでいったん終了。
続きはその3で。